2022-11-08 / 最終更新日時 : 2023-01-01 丸山有彦 日本語 ■言葉の変化と運用能力、そして「正しい日本語」とは:小松英雄『日本語はなぜ変化するか』から 1 類推による言い誤りが動因 日本語は時代とともに変化してきました。その変化は、どのように起こったのかという現象のことよりも、その変化の要因がどうであるかが気になるところです。この点に明確に答えたのが小松英雄で […]
2022-11-02 / 最終更新日時 : 2023-01-01 丸山有彦 日本語 ■国語の基準の確立とコンピューター化:梅棹忠夫『あすの日本語のために』のポイント 1 梅棹忠夫のある種のヒラメキ 梅棹忠夫は『知的生産の技術』を書き、じつは西堀栄三郎の『南極越冬記』も西堀の資料を基に書いてしまったという文章に達者な学者です。たんに文章がわかりやすいだけでなくて、アイデアが […]
2022-11-01 / 最終更新日時 : 2023-01-01 丸山有彦 日本語 ■簡潔明確な文構造について:【A⇒B】と【C+[A⇒B]】 1 文のわかりやすさ ちょっとした宿題がありました。【よりよき文を作るための文法:文章の価値・規範】(2022-10-14)に例文を載せていました。4つの例文のうち、三上章が『日本語の構文』であげていたものが […]
2022-10-25 / 最終更新日時 : 2023-01-01 丸山有彦 日本語 ■助詞「は」「が」「の」の機能:「=」と「×」 1 「主体」という重要概念 「は」と「が」は主語に接続する代表的な助詞だといわれています。ところが日本語文法では主語という用語の概念が、収拾がつかないほどに混乱して使われてしまったため、「主語に接続する」とい […]
2022-10-14 / 最終更新日時 : 2023-01-01 丸山有彦 日本語 ■よりよき文を作るための文法:文章の価値・規範 1 規範文法の否定と「文章読本」 ドイツ参謀本部のメッケルが日本陸軍に招聘されて、明治16(1883)年に来日しました。メッケルは「軍隊のやりとりの文章は簡潔で的確でなければならない。日本語はそういう文章な […]
2022-10-07 / 最終更新日時 : 2023-01-01 丸山有彦 日本語 ■「主語、述語」概念を日本語文法にどうあてはめるべきか:篠沢秀夫『フランス三昧』から 1 「英文法」をモデルに作られた国文法 篠沢秀夫の『フランス三昧』には、日本語の文法についての問題点も記されています。[文法というと頭が痛くなる。日本人に多い反応だ。それというのも「国文法」というものは明 […]
2022-10-06 / 最終更新日時 : 2023-01-01 丸山有彦 日本語 ■フランス語における書き言葉と話し言葉:篠沢秀夫『フランス三昧』から 1 フランス語の書き言葉 岡田英弘が言葉というのは、書く言葉の確立があって、それが話し言葉を形成させていくのだと書いています。『漢字とは何か』に収められている「書き言葉と話し言葉の関係」においてのことです。昨 […]
2022-10-05 / 最終更新日時 : 2023-01-01 丸山有彦 日本語 ■書き言葉が話し言葉をつくる:岡田英弘『漢字とはなにか』から 1 書き言葉が話し言葉の基礎 岡田英弘は『漢字とは何か』に収められている「書き言葉と話し言葉の関係」で、大切な指摘をしています。[よく錯覚する人がいるが、話し言葉を文字に写すことで書き言葉がつくられるので […]
2022-09-30 / 最終更新日時 : 2023-01-01 丸山有彦 日本語 ■絵本で選んだゴリラに「が」をつける理由:助詞「は」と「が」の違い 1 なぜ「ゴリラが」なのか 小学校1年生が作文を書こうとするとき、何を書いたらいいのかで困ってしまいます。そのため、動物がたくさんいる絵本などを使って、その中のことを書くようにと話すことがあります。1年生は […]
2022-09-28 / 最終更新日時 : 2023-01-01 丸山有彦 日本語 ■日本語文法で不可欠なこと:要素と構造と機能 1 日本語文法の連載について 日本語の文法の連載を続けています。研修講座が続いていましたから、時間がなかなか取れませんでした。また少ししたら続きを書けると思います。ただ、とびとびのものですから、きっと読みにく […]